投稿日:2008-01-02 Wed
箱根の芦ノ湖畔のゴールまで残り500メートルだった。2日の東京箱根間往復大学駅伝で、順大の小野裕幸選手(21)が山上りの5区で「ガス欠」のため途中棄権に追い込まれた。仲村明監督(40)は「監督不行き届き」と声を詰まらせた。 小野選手は18位から快調に順位を上げたが終盤、動きが悪くなった。仲村監督によると、22キロ付近で体がふらつき始め、水分をとって「ゆっくりでもいいから」とゴールを目指したが、23キロ手前でエネルギーが切れた。 生まれたばかりの子馬のように懸命に脚に力を込めるが立ち上がれない。競技役員は赤旗を振って途中棄権を宣告。救急車で運ばれた病院の診断は「脱水症状で低血糖状態に陥った」だった。 箱根駅伝での途中棄権は過去8度。順大は1995年大会の最終10区で選手が足を骨折して棄権している。翌年は史上初めて山梨学院大と神奈川大の2校が途中でレースを中止した。前年覇者の途中棄権はこのときの山梨学院大以来で、史上2校目となった。
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